お題「邦画でも洋画でもアニメでも、泣けた!というレベルではなく、号泣した映画を教えてください。」
こんなお題を見かけたので、自分が◯十年映画を見てきた中で最高に泣ける映画を紹介したいと思います。
基本的にベタな展開が多いと思いますが、ベタだからこそ素直に泣けるということもあるので、映画選びの参考にどうぞ!
▼「ラブストーリー」
2004年の映画で主演はペ・ヨンジュンさんとの「四月の雪」や「愛の不時着」に出演しているソン・イェジンさんです。原題は「클래식〈クラシック〉」
母娘2代に渡る恋愛物語で、母がしまっていた手紙を好奇心で読んでいく内に、母の昔の恋を知り、今の自分の恋と重なっていく数奇な運命を感じていくストーリーです。
いわゆるベタな展開ではありますが、気持ちが通じ合った時の嬉しさや別れの辛さがあるある過ぎて感情移入してしまいます。一度見ると分かると思いますが、「トラバラ、トラバラ」と言いたくなります(笑)
そしてあまりネタバレするのもアレなので、詳しくは書きませんが「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督得意の展開が続きます(笑)
「ここで泣け」と言わんばかりのラスト90分ですが、これを見て素直に泣ける気持ちは持ち続けたいなと思ってます。
▼「私の頭の中の消しゴム」
2005年の映画でこちらもソン・イェジンさんの映画で2001年に日本テレビで放送されたドラマ「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」のリメイク映画です。
建設会社の令嬢と現場監督の格差恋愛を経て結ばれた2人だが、記憶障害が続いて受診した病院から「肉体的な死よりも精神的な死が先に訪れる」とされる若年性アルツハイマー病と宣告された妻と悶えるような日々を送る夫。そして最愛の夫のことも忘れてしまう妻がとった行動が・・・といった展開のストーリーです。
ちなみに私生活のソン・イェジンさんは俳優のヒョンビンさんと結婚し子供も授かっているようです。
この映画の放送当時は缶コーヒーのジョージアのCMにも出ていましたね。
▼「アルマゲドン」
1998年の映画で主演はブルールウィリスさん。その娘役のリヴ・タイラーさんと恋人役のベン・アフレックさんがメインキャスト。
18日後に地球に向かって小惑星が落下してくると判明する中、ミサイルでは撃ち落とせないため核爆弾を小惑星内部から起爆させるための決死隊の編成を余儀なくされる中、穴掘りのプロフェッショナル達が立ち上がり人類を救うミッションが決行される・・・というストーリーです。
これもベタと言えばベタな展開ですが、恋人の父にあたる親方のブルース・ウィリスさんとベン・アフレックさんのやり取り、そしてテーマソングになっているエアロスミスさんのダイナミックな「I Don't Want To Miss A Thing」が映画を彩っていきます。
泣ける映画とは違いますが「ダイ・ハード」や「シックスセンス」「アンブレイカブル」とこの頃のブルール・ウィリスさんは安定の面白さがありましたね。
▼「THE FIRST SLAM DUNK」
週刊少年ジャンプで1990年から連載された高校バスケットボール漫画の人気作が2022年待つになってまさかの映画化。
物語は夏のインターハイ2回戦で王者・山王工業との試合をベースに進む原作の再現の部分と、メインキャラクターの1人であるガードの宮城リョータの過去を交互に見せていく構成。
原作を見てからの方がオススメですが、「弱かった湘北高校が這い上がっていき、王者と呼ばれる山王工業のスーパープレイヤー達を相手に自分たちの限界を超えていく」という認識だけ持っていれば十分見れると思います。
原作で十分感動を呼んだあのシーンが更に味わい深いものに変わると思います。アニメではありますが泣ける要素は十分持っていると思います。
▼「僕の生きる道」
最後に映画ではありませんが、2003年のドラマ「僕の生きる道」を紹介します。
草なぎ剛さん演じる教師と恋仲になる教師を矢田亜希子さんが演じています。
健康診断で胃がんが判明し、余命一年が発覚。自暴自棄になりながらも「残された時間を悔いなく生きる」ために自分の生きた証を残すべくビデオ日記を残したり、好きだった教師に告白するなど必死に前向きに生きていくストーリーです。
放送当時2話あたりからは毎週泣いてました。矢田さんとの話や夢を実現させるために行動していくことも勿論ですが、ずっと病気のことを言えずにためらっていた母親に
「母さん。ゴメンね。」
と謝るシーンで涙腺崩壊です。草なぎさんの木訥とした口調なので余計にリアルに感じられて涙を誘われます。
泣きたくなったらこれを見ておけば間違いないかなと思います。ちなみに主題歌はSMAPの「世界に一つだけの花」です。
どの作品もそうですが、その当時も感動できましたが、年齢を重ねるとなおさらいろんな立場がわかるようになって深みが増していくような気がします。良い作品は色褪せませんね。